‡ 魔法について ‡

やぁ、いらっしゃい♪ここでは魔法について説明するよ。ま、暇つぶしに見てね☆
(byルージュ)




魔法という概念

このカンティット世界で、ぞくに言われる「魔法」にはいくつかの種類がある。


「精霊魔法」
カンティット世界に存在する精霊たちの力を借り、自然の森羅万象を司る魔法。
精霊、という絶対的な存在から力を借りるため、素質等関係なく誰もが操れる。
しかし、精霊と人間の関係が薄いゆえ、その威力は高いとは言えない。
彼らとの契約の言葉を覚えれば、誰でも使える。
しかし「エルフ」だけは別格で、彼らはこの力が強く、
契約の言葉無しに、掛け声一つで力を使用できる。
原因のくわしいことは判明していないが、
彼ら「エルフ」が「精霊」に近い存在だからという仮説がある。



「魔術」
「精霊魔法」を更に改良し、人間の本質的な『魔力』に着目した魔法。
人間の『魔力』を「言霊」や「魔方陣」などに変換し、威力を上げたもの。
「精霊魔法」同様に、森羅万象を扱う事が出来るが、威力はハンパではない。
「精霊魔法」と言われる属性魔法以外にも、物理的な破壊魔法も存在する。
しかし『魔力』に個人差があり、素質等が問われるものである。
「言霊」や「魔方陣」を研究すれば、個人の魔術を開発する事も可能。
しかしそれには、かなりの実力と知識がいる。
他の国々でも使用されているが、
魔法大国カーレントディーテは、この力が極度に発展している国であり、
魔術と兵力が共存していることで知られている。
この国の王族は必然的に魔力が高いといわれている。



「祈願術」
神聖国アレインリシャで使用されている術。
神に祈りを捧げる巫女や神官が使う力とされている。
実際には精霊術と近いのだが、巫女や神官たちは精霊と通う力
に優れた者たちが職についている為、その実力は計り知れない。
祈りの言葉を捧げる事で、精霊の力を借りる術。
巫女や神官は何らかの属性の力が優れているので
「火の神官」や「水の巫女」などの名を持っている。



「召喚術」
今は失われたと言われている、幻の術。
精神世界に存在すると言われている神獣たちを呼び出し、使役する。
神獣とは、現世界であるカンティット界で、はるか昔に滅んでいった
誇り高き意志を持つ者たちが、姿を変えて生きているのだ、と言われている。
その姿は人間の姿でもあり、狼であったり、竜であったり…多種多様。
この術を使うには精神世界に赴き、彼ら神獣に認められ、契約を結ぶしかない。
だが、今現在で使える者はいないと言われているが…


「錬金術」
この世に存在する物に働きかけ、その性質を変えるもの。
錬金術といっても、全てを金に出来るわけではない。
あくまで性質を変えて、物質変化を行うだけ。
錬金術を行う過程を「練成」と言う。
「練成」は魔術的に働きかけて行う物と、「実験」という物理的に行うものがある。
…とは言っても、一般的に広がっているとは言えず、
研究に没頭しているものは、「変わり者」扱いされている場合が多い。
ただ、まだ未発達に近いので、色々な可能性を秘めているとも思われる。

 

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