WILLFUL−サブキャラクター


アシュレイ=ルグナ  男/カーレントディーテ国王/紺色の目、深緑の髪

シランの父にして、魔法大国カーレントディーテを治める国王。その性格は、大雑把で豪快、それでいて適当で面倒くさがりな、国王らしからぬモノ。だが身分やしきたりに捕らわれない自由な思想は、国民の支持をえているようで、彼の政治は割と円滑である。やる時はやるタイプなのだが……。シランの性格の原因とも言える人物。正式本名「アシュレイ=K=ル=ルグリア」。




リルナ=リヴァート 女:エルフ/国王の側仕え/青の目、金髪

ブルーとルージュの義母。エルフの魔術師で、アシュレイの右腕として政治を手助けしている。砕けすぎるアシュレイとは逆に、物静かで冷静な考えを持つ人物。言い方変えれば、お堅い性格。シランの教育係も勤めているが、脱走ばかりする彼女に頭を痛めている。家族関係はいたってよい方で、双子の息子とは義理と思えないほど仲がよい。以前アシュレイが放浪の旅をしていたときに出会ったようだ。




クルーザー=セドリック 男/カーレントディーテ兵団長/

カーレントディーテの兵士を統括する騎兵団長。ブルーの上司に当たる人物とも言える。大柄な体格だが、誠実な性格。言うなれば、騎士道の固い道を進んできた男である。だが実力もさることながら、その人柄もあり、兵士の人望は厚い。




アリアナ=リグレイト 女/カーレントディーテ魔法兵団長/

カーレントディーテのもう1つの兵力、魔法兵団を統括する魔術師の女性。クルーザーの同期でもある。だが、彼ほど固くもなく、ある程度柔軟性のある性格の持ち主。それでも気丈な強さを持っている。魔力の実力は国でトップクラス。




クリス=F=ルグナ  女/アシュレイの妻:シランの母/すでに死去

シランが幼いころに死去した、彼女の母親。生前は穏やかな性格だったようだが、シランはよく覚えていない。アシュレイが旅の時に出会ったらしいのだが、出身、身分等不明だったというが……。しかし、穏やかな慈愛に満ちた雰囲気が、国民に受け入れられたらしい。




メスティエーレ=ティンジェル 女/旅の魔術師/

魔術師見習いの少年ケイルの師匠をしている旅の魔術師で、過去にルージュに魔術学を教えた事のある人物。今現在は、ケイルの指導も含めて、剣士の青年アーガイルと共に放浪中。れっきとした実力の持ち主で、魔術についても詳しく戦闘技術も高い。オレンジ色の髪に、赤いメッシュの前髪、服も赤の法衣と割と目立つ術師。旅の途中はなぜか「エレ」と名乗っている。以前、アシュレイが旅をした時に出会った人間のうちの一人。








セエレ 男/性別以外不明。

イルヴォールの街にて、シラン達を襲撃し『創造戦争』の本を焼却した青年。何の目的を持っているのか、はたまた誰かに命令されているのか。人種や生まれなど、全てが不明の人物。ただ唯一分かっているのは、彼が『魔法』とは違う力を使うこと、シランに何かしらの思い入れを持っている程度のみ。




タックス=ドーター  男/行商人 (登場話:3章)

魔法大陸で行商を行なっている、気の良いおじさん。バーグラスのイトコでもある。



バーグラス=ドーター  男/船長 (登場話:3章)

行商等の船の船長を務めている人物。豪快でやかましいが、憎めない海の男といった性格。



ソルト=サルバ  男/行商人ギースの息子(登場話:3章)

行商人として名を馳せているギースの一人息子。闇商売に手を出していたが、シランによって新しい道を歩みだす。リーア(ティミラの使った偽名)に惚れた様子……


ニーファ=アラル  女の子/イルヴォールに住む少女(登場話:4章)

イルヴォールの街の図書館を、祖父と共に運営している女の子。シラン達に『創造戦争』について、おじいさんを通していろいろ教えてくれた。両親が「神聖国アレインリシャ」で司書をしている。



アーガイル=ロスディ  男/メスティエーレの仲間:剣士(登場話:5章〜)

エレ(メスティエーレ)とケイルと共に旅をしている剣士の青年。旅をするだけあり、実力はけっこうある。大雑把な性格だが、エレとは良いコンビらしい。エレを「姉御」と慕う事がある。



ケイル=ヴァンリーブ  男の子/メスティエーレの弟子:魔術師見習い(登場話:5章〜)

魔術師で有名なルージュに憧れを持つ見習いの少年。今は家を出て、メスティエーレとアーガイルと共に修行の旅に出ている。少年らしいあどけなさはあるものの、旅連れの大人二人に振り回される事も……



セバス=ガーディード  男/錬金術研究者:本業薬剤師(登場話:6章)

錬製学術が有名な街『マディス』に住む、錬金術研究者。しかし本業は、変な薬製作が多い薬剤師。『筋肉増強剤』系の薬や『胸が大きくなる』薬など、変なモノばかり作っている。腕と研究等の知識は、かなりなのだが……




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